さくらさんちの「ころく」


◆ ころく物語 ◆

◆ 生まれたのはいつ、どこ
さくらさんちのころくは生まれた日も、生まれた場所もわかりません。というのもわとリーダーが近所のガード下にいた、のら猫のはぐれ仔猫を拾ってきたのがころくなのです。
97年3月の下旬でした。わとリーダーがガード下を通りかかった時は兄弟で2匹見つけたのですが、1匹の方はもう死んでいました。 さらにころくの方は食べ物がなかったらしく、仔猫なので手当たりしだい何でも口の中に入れたらしく砂がたくさん口の中に入っていました。そして弱りきっていて動きもしませんでしたが、何とか弱々しくてもまだ息をしていたのです。。

◆ 元気になりました
わとリーダーの性格上、死にそうな猫を見つけるともうほってはおけません。家に連れて帰ると口の中の砂を洗い、ミルクを少しづつ口の中に入れてあげました。するとミルクを飲んでいます、体は動かす事も出来ないのに。そして、その努力の甲斐があって少しずつ体が動くようになり、元気も出てきました。 わとリーダーはこの時、生きる事の尊さを改めて知り、そして自分が小さな命ですが救ってあげられた事に感激しました。
写真は拾ってきて一週間位たった時の写真です。もうすっかり元気になってパソコンデスクの椅子の上にもひっと飛び、パソコンのキーボードの上で大活躍・・・・

◆ でももうすぐお別れです
すっかり元気になったころく、わとリーダーの姉さんの腕の中ですやすやお昼ねです。少しだけ心配したわともわとリーダーの心配をよそに、父親代わりとばかりに一緒に大好きなお昼寝です。
でもわとリーダー家では大事な家族の一員でもある手乗りの文鳥がいます。猫を家の中ではこれ以上飼う事が出来ないのです。誰かもらいてを探さなければなりません。
幸いにして、すぐ近所のわとリーダーの親友の「さくらさんち」でもらってくれる事になりました。でもころくがもらわれていく日、いつも一緒に遊んだり、昼寝をしたり、 ご飯を食べていたわとが、心なしか悲しそうな目をしていました。わとだってこの時まだ生まれて10ヶ月余、まだまだ子供だったのです。

◆ ころくの災難はつづく・・・・
実は「ころく」という名前はさくらさんちでつけてもらった名前なのです。 さくらさんちには以前「ろく」という名前の猫がいて、その後で来た仔猫なので「ころく」となりました。
ころくは元気に遊びまわるのはいいのですが、困った事に戸が開いている部屋があると中に入っていってしまいます。そして、隣の家の土蔵の戸が開いている時に入ってしまい、1週間閉じ込められてしまいました。 再び土蔵を開けた時、ガリガリに痩せたころくがよろよろと出てきたそうです。
でも、そのくせは今だになおっていません。ころくの災難はまだまだ続きそうです。


◆ THE こころくーず ◆

1998年3月24日にころくの子供たちが生まれました。その名も”こころくーず”(言いにくい・・・・)5匹ともすくすくと育ち、そして全員里親さんも決まりました。 もうバラバラに生活しているこころくーずですが、さくらけに生活していたときの写真は以下をクリックしてください。

こころくーず写真集
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